雌雄眼とは？なぜ片目だけバランスが変わる？両目のバランスをそろえるには
人間の顔や身体は一見左右対称に見えますが、実は完全な左右対称である人はそうそういません。
その中でも、両目が左右非対称である状態のことを「雌雄眼（しゆうがん）」と呼びます。
具体的にどのような瞳なのか、特徴や目のバランスを揃える方法について解説していきます。
記事監修者
新宿美容外科クリニック 形成外科医
井上 淳
日本形成外科学会の形成外科専門医としてあらゆる形成美容外科領域での基礎をもとに、25年にわたって多くの美容外科、整形の症例を経験。外科医としての豊富な知識や技術力からスタッフの信頼も厚く、また落ち着きのある性格や優しい対応も人気のドクター。スタッフや患者さまからは、脂肪吸引の匠と呼ばれて、親しまれている。
気軽に受けていただける処置から、高度で複雑な手術まで、患者様に満足していただける最も適した「理想のボディライン、理想のフェイスライン」の追求をしている。カウンセリングは、優しい、初めてでもいろいろと丁寧に教えてくれる、と定評があり、患者様一人ひとりの様々な悩みに正面から向き合っている。
経歴
| 1992年 | 千葉大学医学部卒業 千葉大学形成外科入局 以後、千葉大学および昭和大学の 関連形成外科勤務 |
| 2006年 | 都内美容外科クリニック 院長就任 |
| 2007～2013年 | 都内美容外科クリニック 総院長就任 |
| 2014年 | 新宿美容外科クリニック 総院長就任 |
片目だけ二重になってしまう原因とは？
多くの人が、ほとんど無意識のうちに「目は左右対称である」と思い込んでいるのではないでしょうか。
しかし実際は、目の大きさや二重幅、形など、非対称になる要素はさまざまあります。
その中でも「片目だけ二重になってしまう」という状態は決してめずらしくありません。
こうした状態の目のことを「雌雄眼」と呼びます。
原因にも色々な要素が考えられますが、その一つが「遺伝」です。
生まれつき片目だけ二重であるという人は、遺伝と考えられるでしょう。
そのほかにも、日頃の生活習慣や何気ない癖が原因となって、もともと一重もしくは二重だった人が、片方だけ二重になってしまうこともあります。
後天的にバランスが崩れる原因としては、加齢によるたるみ、慢性的な疲れ、眼精疲労、寝不足などが挙げられます。
さらに、日頃から片側ばかりを使ってしまう、片側に重心がよってしまうといった癖や習慣が雌雄眼のきっかけとなってしまいます。
例えば、なにか食べるときに左右どちらかだけで噛む癖や、座るたびに足を組む、頬杖をつくなどの癖がありませんか？
このような何気ない所作によって身体がゆがんでしまうと、身体のあらゆる部分で左右バランスが狂ってしまいます。
結果として、目元も左右非対称になってしまうのです。
そのほかにも「寝起きだけは、片方が二重になってしまう」というように時間帯や環境の影響を受ける場合もあるでしょう。
過去に二重整形手術を経験している人の場合には、経年とともに片方のみが取れてしまうことで片目だけ二重になるケースもあります。
雌雄眼の魅力
日常の中のなんでもない出来事がきっかけで引き起こされる雌雄眼ですが、「雌雄眼になってしまったらいけない」「雌雄眼は直さなければいけない」というわけではありません。
実は、左右非対称であることによって、印象が悪くなるどころかかえって視線を引きつけやすくなる、という説もあるのです。
そもそも左右対称であるかどうかは、正面からよく見ない限りわかりにくいもの。
日常的には、より抽象的な「印象」で相手を認識しています。
そうした印象を操作する上で、あえて非対称であることが良いという説は、美術などの世界でも広く知られています。
そのため「雌雄眼に心当たりがあるから、すぐにどうにかしないと」と考える必要はありませんよ。
目元の印象は、左右対称かどうかだけで変わるわけでもありません。
メイクによって印象を操作することもできますし、コンプレックスではなく、魅力的な個性と考えることもできるでしょう。
雌雄眼を両目バランスのよい二重にする方法
とは言え、やはり「左右非対称な目では、自分が納得できない」ということもあるかもしれません。
「昔から片目だけ二重の状態」など、悩みを抱えていた期間が長いであれば、非対称であることをコンプレックスのように感じているケースもあるでしょう。
雌雄眼がどうしても気になるのであれば、両目がバランスよく見えるよう治療するという手があります。
雌雄眼を両目バランスのよい状態にするためには、二重施術がおすすめです。
片目だけ二重の状態なら、もう片方の目に対して二重施術をすることによって、安定的にバランスのよい目元へ導くことができます。
セルフケアやメイクでもバランスを整えることができますが、その場合は毎日行わなければならず時間と手間がかかってしまいます。
一度二重整形手術を受ければ、その後長い期間、安定的な状態をキープできるでしょう。
雌雄眼のお悩みは新宿美容外科クリニックで解決
新宿美容外科クリニックでは、雌雄眼でお悩みの方へ適切な施術をご提案させていただきます。
新宿美容外科クリニックには、知識豊富な形成外科専門医が在籍しています。
一人ひとりのご要望をお聞きし、意見をすり合わせ、もともとのお顔立ちとのバランスも考慮しながら印象的な目元のデザインをご提案いたします。
雌雄眼のバランスを整える際には、ただ二重を形成すればよいだけとは限りません。
二重治療のほか、まぶたのたるみケアなどの治療をする必要があるのかといった点も含めて、十分に考慮する必要があります。
新宿美容外科クリニックではさまざまな症例を参考にしながら、雌雄眼のバランスを整える施術をご提案させていただきます。
丁寧なカウンセリングによって慎重にデザインを検討しますので、まずはご相談からお聞かせくださいませ。
まとめ
雌雄眼の原因には、遺伝や生活習慣、日常の中のちょっとした癖などの影響も考えられます。
目元という目立つ部分だからこそ、どうしても気になってしまったときには適切な美容施術を検討しましょう。
新宿美容外科クリニックでは、一人ひとりの目の大きさや二重の状態も考慮しながら、最適なデザインをご提案させていただきます。
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