大人ニキビとは？思春期ニキビとどう違う？原因と種類、対策を総まとめ

2022年12月20日

「大人のニキビ」とは？

「大人のニキビ」とは、お肌にポツポツとできる肌トラブルのことです。

一般的に、ニキビは思春期の時期を中心に出るものとされており、その時期以降、特に20代以降にできるニキビであれば「大人ニキビ」として区別されています。

大人ニキビと思春期ニキビの最も大きな違いは、発生する時期でしょう。

思春期ニキビは10代の頃にでき、多くの場合数年程度で消えるものです。

しかし大人ニキビは時間の経過とともにすぐ落ち着くものばかりではなく、落ち着いたとしてもまたすぐに発生するなど、繰り返しやすいのが特徴です。

さらに、ニキビができる部分にも違いが現れます。

一般的に思春期の時期にできてしまうニキビは、額や鼻のようなTゾーンを中心に、皮脂の分泌が多い部位にできるものとされています。

一方で大人ニキビの場合は、頬、あご、首といったフェイスラインを中心にできるのが特徴です。

大人ニキビの原因

大人ニキビの原因には、様々なものが考えられます。

例えば生活習慣です。

不規則な生活をしていたり、睡眠時間がバラバラだったり、睡眠不足だったり……。

こうした何気ないきっかけによって身体の状態やホルモンバランスが乱れ、肌トラブルの引き金となってしまいます。

食生活が与える影響も大きく、油っぽい食事や甘いものを中心にした食生活を続けていると、皮脂分泌にも影響を及ぼし大人ニキビができやすくなります。

油っぽい食事を避け、野菜や豆、きのこを中心にしたヘルシーな食事を心がけましょう。

そのほかにも、過労やストレスも大人ニキビを引き起こす原因になります。

心身の不調はホルモンバランスの乱れを引き起こし、大人ニキビの引き金になるため、健やかな状態をキープしたいものです。

大人ニキビの種類

大人ニキビと一言でいっても、そこにはさまざまな種類があります。

まずは、白っぽいブツブツができる白ニキビです。

皮脂や老廃物のつまりによってできる、比較的発生しやすいニキビと言えるでしょう。

白ニキビがひどくなり、やがて炎症を起こしてしまうと、赤ニキビになってしまいます。

赤いできものは目立ちやすく、治りにくいため早めの対処が重要になります。

そこからさらに悪化し、化膿して、黄色い膿（うみ）がたまると、黄ニキビになってしまいます。

それに対し、黒っぽいニキビは黒ニキビと言われています。

黒い色は、皮膚の表面にできる面疱が酸化したことによるものです。

大人ニキビの予防法・改善方法を解説

こうした大人ニキビを悪化させず、早急にケアするためには予防・対策をしていかなければいけません。

生活習慣の乱れが主な原因となっているのであれば、まずは生活を改めることからはじめましょう。

睡眠はニキビと深い関係があると考えられ、十分な睡眠によってお肌が修復・再生されます。

早寝を心がけるのはもちろんのこと、生活リズムを崩さないためには休日と平日で起床時間を変えすぎることもないようにしましょう。

また、ニキビが多く発生していると、「お肌が脂っぽいのでは？」と思ってしまうかもしれません。

しかし、だからといってすぐにスキンケアアイテムを脂性肌向けのものに切り替えるのはおすすめできません。

というのも、お肌は脂っぽいときだけでなく、乾燥がひどいときにもニキビができやすくなるためです。

乾燥したお肌は潤いのあるお肌へ近づけようと過剰に皮脂を分泌し、結果として大人ニキビを招いてしまうのです。

ニキビができている＝お肌が脂っぽいと安易に考えるのではなく、かえって保湿ケアを徹底した方が改善につながる可能性も十分あります。

自分のお肌の状態がよくわからない、どのようなケアが必要か判断できないときには、クリニックへ相談しましょう。

新宿美容外科クリニックでは、最新の美容器具と豊富なノウハウをもとに、お肌にまつわるあらゆるお悩みにお応えします。

まとめ

大人ニキビは思春期ニキビと違い、いずれ落ち着いていくものではなく、くりかえし発生してしまう可能性が非常に高いです。

大人ニキビができていたら、種類を見極めながら適切なケアを行いましょう。

大人ニキビの原因は日頃の睡眠や食生活にあることも多いので、スキンケアとともに生活を見直しながら改善を目指してください。