お肌が乾燥するとメイクの印象も変わってしまう！乾燥肌の人に適したメイクって？

2024年07月01日

メイクが崩れやすい……原因は「乾燥」かも？

朝、しっかりきれいにメイクをしてきたのに、気づいたら崩れてしまう……。

ファンデーションが割れてボソボソしてしまう……。

シワの部分にメイクが入り込み、かえってシワが目立ってしまう……。

このようなお悩みを抱えているなら、もしかすると乾燥が原因になっているのかもしれません。

乾燥肌は、ファンデーションやアイシャドウがお肌の上でひび割れたような状態になることが非常に多いです。

そして、ひび割れを隠そうとしてその上からさらにファンデーションを重ねることで、ますますひび割れが目立ちやすくなり、汚い状態に陥ってしまうのです。

このようなときには、ファンデーションという「表面」の問題でなく、お肌という「土台」の問題を解決しなければいけません。

例えば、高層マンションを建設しようにも、土台となる地盤がゆるく不安定では、どれほど優れた建造物でもうまく建ちませんよね。

同じように、お肌のことを考えるときにも基盤となる素肌の状態が非常に重要になります。

乾燥肌メイクに使うコスメはどう選べばいい？

それでは、乾燥肌に悩んでいるときには具体的に、どのようなコスメを選べばいいのでしょうか？

もっとも重要なのはやはり、お肌を乾燥から守ってくれる保湿成分です。

例えばセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった成分は、お肌が乾燥して割れたり、シワが目立ったりしてしまう状態を防いでくれます。

化粧水やクリームのようなスキンケアアイテムを選ぶときにはもちろんのこと、下地やファンデーションを選ぶときにも成分表示に注目してみましょう。

同じアイテムを使うときにも「うるおいタイプ」「高保湿タイプ」と売り出されているものがあれば、そちらがおすすめです。

また、ファンデーション類を選ぶときにはテクスチャーも重要です。

乾燥肌の場合、どうしても固さのあるテクスチャーはお肌に馴染みにくく、パサついた印象になってしまいます。

乾燥肌におすすめなのは、みずみずしく伸びのいいテクスチャーです。

少量でもよく伸びるテクスチャーなら、乾燥したお肌にもすっとなじみ、崩れにくくなるでしょう。

クリームタイプなどのテクスチャーを選び、お肌への負担を抑えてください。

ファンデーションであれば、パウダータイプのファンデーションよりもリキッドタイプのファンデーションの方が乾燥肌にも馴染みやすいでしょう。

乾燥肌の人向けのメイク方法とは？

乾燥肌にとって、一番気になるのはやはりベースメイクの状態でしょう。

ベースメイクの状態を整えるためには、メイク前にしっかり保湿することが大事です。

メイクをはじめる前には必ず洗顔でお肌の表面にある汚れを落とし、終わったら丁寧な保湿を行いましょう。

しっかり化粧水や乳液で保湿したあと、いきなりファンデーションに進むのはNG。

その前に日焼け止めや化粧下地、コントロールカラーなどを塗っていきます。

その後、コンシーラーやファンデーションを重ねていきます。

おでこから鼻にかけてのTゾーンと呼ばれる部分、頬、あごなどに少しずつ乗せてから伸ばします。

Tゾーンは顔のパーツの中でも、特に皮脂崩れが起きやすい部分ですので、丁寧に乗せていきます。

ファンデーションをのせたら、最後はフェイスパウダーを重ねます。

こうすることで崩れにくくなったり、自然な印象になったりときれいな状態へ導きやすくなりますよ。

「パウダーは乾燥肌と相性が悪そう」とイメージするかもしれませんが、化粧崩れが起きにくくなる必須アイテムと言えます。

メイクの上から乾燥対策ができる？

できれば乾燥予防はメイク前にしておきたいですが、日常生活の中で「いつの間にかお肌が乾燥してしまった」ということもあるでしょう。

その際には、メイク直しに使える保湿クリームや保湿ジェルを使い、その後ファンデーションを重ねてください。

乾燥崩れを防ぐ化粧水ミストやスプレーもありますから、これらを賢く使用するという手もあります。

しかしミストやスプレーで一時的に乾燥予防をしても、結局その水分が乾く時にもっと乾燥してしまうことがあります。

多用しすぎず、一部に軽く馴染ませる程度にすることをおすすめします。

どうしても広い範囲の乾燥が気になる時には、ミストやジェルを使ってごまかすのではなく、メイクを一旦落としてやり直すのもいいかもしれません。

まとめ

乾燥肌の人にとって、毎日のメイクはお肌の乾燥を際立たせてしまうポイントとなってしまいます。

メイクの前には必ず保湿を徹底し、乾燥を少しでも抑えることが大切です。

合わせて、コスメを選ぶときにも保湿成分の有無やお肌への馴染み方を重視してみましょう。