ほくろは自分で除去できる？正しい方法で除去しないとリスクもある！

2024年07月01日

ほくろについての正しい知識を深めよう？

ほくろは、医学的には「母斑細胞母斑（ぼはんさいぼうぼはん）」や「色素性母斑（しきそせいぼはん）」と呼ばれています。

ほくろは濃い茶色や黒色のぽつぽつとした斑点ができるのが特徴です。

その点は「シミ」にも似ていますが、シミはメラニン色素の沈着によってできるもの。

しかしほくろの場合、母斑細胞の増殖によってできるという違いがあります。

ちなみにほくろには、どこで母斑細胞が増えたかによって種類が変わります。

境界母斑と呼ばれるほくろは、皮膚の表面と真皮のあいだで増えるものです。

それに対して真皮内母斑と呼ばれるほくろは、真皮内で増えるのが特徴です。

これらの両方の要素を兼ね備えたものは、複合母斑とされています。

ほくろの原因はさまざまで、先天的にできるものと、後天的にできるものがあります。

紫外線の影響も大きいとされていますが、まだ詳細には判明していません。

時間の経過とともにほくろの表面が盛り上がってきたり、大きく目立つようになってきたりすることもありますが、これは自然に起こる現象です。

たいていの場合、悪性の腫瘍の特徴とは別物と考えてよいでしょう。

ほくろは除去してもいいもの？

ほくろができる場所は、人によってさまざまです。

目立たないところにできる分には気にしない人も多いですが、中には鼻や口もと、頬、おでこなど、目立つ部分にできることもあります。

目立つほくろは、コンプレックスにつながることもあり「とってしまいたい！」と考える人もいるでしょう。

ほくろは腫瘍ではありますが、たいていの場合は悪性のものではないため除去する必要自体はありません。

しかし、どうしても見た目が気になってしまうのであればその際には正しい手順であれば除去しても構いません。

ただし一回の治療できれいにほくろが取れるとも限らないということは、治療前にしっかり理解しておきましょう。

ほくろが大きい場合や、皮膚の深い部分まで色素があるような場合には、数回にのぼることもあります。

また、除去したほくろが再発する可能性もあります。

もちろん「必ず再発する」というわけではなく、実際にやってみなければわからない点でもあります。

ほくろ除去は自分でできる？

ほくろは、ほくろ取りのクリームやお灸を使うことで自分で除去することもできる……とされています。

しかし、自分での除去はおすすめできません。

デリケートなほくろを自己判断による正しくない方法で除去しようとすると、悪化してしまう可能性があります。

間違った除去は、火傷や化膿につながってしまい、せっかくほくろが消えたとしても別の傷跡が残ってしまうという別のトラブルにつながります。

そのほか、サロンでほくろ除去を行っているケースもあります。

サロンでは、医師免許がなくても使えるレーザーや薬剤を使用することによって、気になるほくろを除去します。

しかし、場合によってはほくろがなにかの病気である可能性も考慮しなければいけません。

自分での除去や、医師のいないサロンでの除去では、そのあたりの知識がとぼしく不適切な対応をしてしまう可能性が高くなります。

必ず、クリニックで医師の診察を受けた上で除去するかどうか総合的に判断してください。

ほくろ除去を行うときに検討すべきこと

ほくろを除去するために適切な方法は、ほくろの状態によって違います。

大きいほくろや高さ、深さのあるほくろは、レーザー治療などの一般的なほくろ除去方法が使用できないこともあります。

そのため、事前にしっかりカウンセリングを受けてほくろの状態を確認してもらうことが大切です。

カウンセリングでは、治療の方法だけでなくどのくらいの費用がかかるのか、デメリットやリスクはあるのかということもきちんと確認することが大切です。

もし「ここはどうなっているんだろう？」というような不安な点があれば、きちんと聞いておきましょう。

気になるところがありながら、そのまま施術を受けてしまうと後悔の残る治療になってしまう可能性があるため、事前の確認が非常に重要です。

新宿美容外科クリニックでは、豊富な知識を持つ皮膚科の専門医が適切な治療方法をご提案いたします。

もちろん、事前のカウンセリングもじっくり行い、不安をなくし納得して施術を受けられるようサポートいたします。

一人ひとりのご要望やご希望を踏まえつつ、アフターフォローまでしっかりと行います。

まとめ

ほくろはサイズや場所によっては目立ちやすく、コンプレックスにもつながってしまいます。

そこで新宿美容外科クリニックでは、しっかりとしたカウンセリングのあと気になるほくろを目立たなくさせる治療をご提案させていただきます。

自分ではどうにもできないコンプレックスから解放されるきっかけにもなりますので、まずはカウンセリングからご相談ください。