赤ら顔とは？顔の赤みが治らない原因は？セルフケアで改善しないときにすべきこと

2024年07月01日

赤ら顔とは？

赤ら顔とは、その名の通り顔全体、もしくは一部が赤く見えている症状のことです。

お肌の色に対して顔だけが異様に赤く見える、熱や傷がないのにお肌が赤くなっている……といった状態が続くなら、赤ら顔を疑いましょう。

赤ら顔は、数時間など短い時間だけ出るのではなく数日から人によっては数ヶ月単位で、継続して症状が現れます。

赤ら顔になってしまう原因は、ひとつとは限りません。

そして改善にあたっても、赤ら顔の原因や種類を踏まえて正しい対応が必要になります。

まずはご自身のお肌の状態をきちんと見極めましょう。

赤ら顔の種類とは？

赤ら顔の種類のひとつが「毛細血管の拡張による赤ら顔」です。

どんな人も、顔や身体には毛細血管がはりめぐらされています。

それらが拡張し、皮膚の表面に赤く浮き上がって見えてしまうと、いわゆる赤ら顔の症状として発症します。

この場合、寒い季節に出やすくなるのが特徴です。

寒い中で、毛細血管の多い頬などを中心に赤みが出たときには毛細血管の拡張による赤ら顔を疑いましょう。

続いて、ニキビや乾燥のようにお肌の刺激によって起こる、「炎症による赤ら顔」があります。

ニキビや皮膚炎のような刺激が続くことによって、赤ら顔の症状が出てしまうのです。

特に、くりかえし発生するニキビや炎症に悩まされているときには、ニキビが治ってからも赤みは変わらずに残ってしまうこともあります。

毛細血管による赤みとは根本的に違うものですから、適切な対応を心がけましょう。

赤ら顔ができてしまう原因とは？

毛細血管による赤ら顔の場合、体質や肌質の影響も大きいと言えるでしょう。

もともと、寒さの厳しい地域で生まれ育っている人は赤ら顔になりやすい傾向にあります。

この場合、セルフケアによって根本的な解決を目指すのは簡単なことではありません。

そのほかにも、身体の内部的な異常や変化が赤ら顔の原因になることもあります。

例えば、ホルモン系機能障害や自律神経の乱れが赤ら顔の原因となることもめずらしくありません。

さらに、胃腸などの器官の不調が原因の場合もあります。

胃腸の調子が乱れることによって、周囲の気温などに関係なくのぼせやすくなっているときには、赤ら顔として見た目にも影響を与えます。

便秘や腹痛などに悩まされやすい体質の人は、このような原因も疑いましょう。

炎症による赤ら顔のケースでは、お肌になにか刺激を与えていないか確認してみてください。

使っている化粧品やスキンケア用品、枕などの寝具といった身の回りのものが原因となって炎症が発生している可能性があります。

さらに、使っているものとの相性は悪くない場合でも、使い方によって赤ら顔につながってしまうこともあるでしょう。

例えば洗顔やクレンジングの際に、ついごしごしとお肌をこすっていないでしょうか？

「この洗い方が普通だと思っていた」という場合であっても、赤ら顔が治らないのであれば一度見直してみるといいかもしれません。

赤ら顔改善のためにはどんな治療をすればいい？

赤ら顔は、セルフケアによって改善に導くのが難しいケースがほとんどです。

そのため、クリニックへ相談して改善を目指しましょう。

赤ら顔の改善には、光レーザーが利用されます。

例えば、フォトフェイシャルやフォトRFと呼ばれる治療が該当します。

また、赤ら顔は「一度レーザーを当てればきれいに消える」というものではありません。

基本的には、数回の照射で少しずつ改善を目指していくことになるでしょう。

具体的な回数は赤みがどのくらい出ているか、どの程度の強さの赤みなのかといった症状によっても変わります。

必ず医師に相談し、適切な診断を受けましょう。

また、体質により治療直後には一時的な副作用が出ることもあります。

腫れや内出血が出る場合もありますが「赤ら顔がひどくなった」というわけではありませんので、複数回照射しながら改善を目指しましょう。

新宿美容外科クリニックでは、最新機器を用いた美肌治療によって、お肌のトラブルを改善へ導きます。

赤ら顔の治療はもちろんのこと、シミやたるみなど、頭を悩まされる肌トラブルに幅広く対応いたします。

まずはカウンセリングからはじめ、お肌の状態を正しく理解しましょう。

まとめ

お肌の赤みが長期に渡り気になる状態は、赤ら顔と呼ばれる症状のせいかもしれません。

赤ら顔は毛細血管や炎症が原因となって発生することが多く、セルフケアでの改善は簡単ではありません。

間違った治療やケアをしてしまう前に、新宿美容外科クリニックへご相談ください。