脂肪冷却とは？効果や副作用、治療のメリット・デメリットについて

2024年07月01日

脂肪冷却とは？

脂肪冷却とは、スリムな身体を目指すために用いられる方法のひとつです。

脂肪冷却という名前の通り、脂肪細胞を凍らせることがこの方法の特徴と言えるでしょう。

脂肪冷却は、水と脂肪が凍る時の温度差を利用した痩身医療です。水は0℃で凍り始めますが、脂肪は4℃で凍り始めるため氷点が異なります。

脂肪冷却では、脂肪分が凍る温度で皮膚を冷やします。

脂肪と水では凍る温度が異なるため、体内に必要な水を温存しながら、脂肪細胞のみにピンポイントに働きかけることができます。

冷却した細胞は、老廃物として体外に排出されていきます。

体外に排出されてしまえば脂肪そのものがなくなるわけですから、リバウンドしにくいという特徴があります。

冷却した脂肪は、そのあと常温に戻っても元通りに機能しません。

「部分痩せしたいけれど、自力で痩せるのは難しい」というとき、理想のスタイルを目指しやすくなるでしょう。

食事制限や激しい運動が苦手でダイエットを続けられないという人でも、自分なりたいスタイルに近づけます。

脂肪冷却はどこで受けられる？

脂肪冷却は、クリニックやエステサロンで受けられます。

そうなると、どちらで施術を受ければいいか悩んでしまうのではないでしょうか。

エステサロンとクリニックは、同じ施術であっても内容が変わります。

まずエステサロンとクリニックの大きな違いとして「医師免許が必要かどうか」というポイントが挙げられます。

クリニックはもちろん医師免許が必要ですが、エステサロンはその限りではありません。

開業する側にとっては気軽にはじめられるというメリットがある一方で、医師免許がないことによってできる施術が限られます。

美容施術に使われる機器の中には、医師免許がなければ使用できないものも少なくありません。

また、エステサロンで使用できる美容機器は医療機関で使われている機器に比べると出力が弱い傾向にあります。

医師監修のもと使われる機器に比べ安全性にこだわらなければいけないため、強い出力ができない仕様になっています。

出力が弱めの機器は、お肌を守りやすくなる一方で、効果面を物足りなく感じる人もいるでしょう。

対してクリニックでは、医師にしか使えない医療機器による施術が叶います。

機器の出力もエステサロンに比べて強いことから、一度や数回の施術で満足する人も多いでしょう。

脂肪冷却のメリット

脂肪冷却のメリットとして、メスを使わずに理想の痩身を目指せるという点が挙げられます。

痩身治療にはさまざまな種類がありますが、中にはメスや麻酔を使うものも少なくありません。

そのような治療となると、ハードルが高いように感じてしまう人も多いでしょう。

しかし脂肪冷却なら、メスや麻酔を使わずに理想のスタイルを目指すことができます。

また、気になる部分にだけピンポイントに働きかけることができるので、二の腕、背中、お腹、太もも、顔周りなど「ここだけ落としたい」という部分に働きかけることができるでしょう。

「ダイエットでは痩せにくい」と感じている部分にも、ピンポイントに働きかけ、運動で落とせない脂肪にもアプローチします。

過去に、無理なダイエットでリバウンドしてしまった……という人でも、健康的に理想の体型に近づけるでしょう。

脂肪冷却の副作用とは？

脂肪冷却の施術では、体質によって副作用が起きる場合があります。

体質によるものですのですべての人に必ず起きるわけではなく、程度も人によって違いますが、副作用やリスクについて理解した上で施術を受けるようにしましょう。

主な副作用は、内出血や赤み、腫れなどです。

施術直後や数時間のあいだに発生し、時間が経過するほどに、徐々におさまっていきます。

場合によっては「気になって外に出られない」「鈍痛をなんとかしたい」と感じることもあるかもしれません。

その際には、医師に相談することで内服薬などの処方をお願いできる場合があります。

ただし、薬の処方は医療行為となることから、エステサロンでは受け取ることができません。

医師に相談しながらアフターケアをしたいのであれば、必ずクリニックで治療を行いましょう。

新宿美容外科クリニックでは、一人ひとりに合わせた痩身治療をご提案いたします。

部分痩せや、ダイエットでは難しい脂肪の減少を目指しているとき、ぜひご相談ください。

まとめ

脂肪冷却とは、脂肪を冷却させることでダイエットにつなげる痩身医療の一種です。

脂肪が気になる部分にピンポイントで働きかけ、メスや麻酔を使わず身体への負担を抑えながら痩身を叶えます。

医師と相談しながら、安全な施術を叶えたい方は新宿美容外科クリニックへご相談ください。