陥没乳頭、陥没乳首が気になるなら治療しよう！

2024年07月01日

陥没乳頭・陥没乳首とは？

陥没乳頭・陥没乳首という言葉を耳にしたことがある人でも、具体的にどのような状態を指すのかピンと来ていないこともあるのではないでしょうか。

陥没乳頭には、大きく分けて二つのパターンがあります。

どちらも「乳頭が乳輪よりも奥に入ってしまっている」という状態は共通していますが、比較的軽度な「仮性」の場合と、重度な「真性」の場合があります。

仮性であれば、普段は乳頭が入り込んでしまっていますが、刺激するなどして引っ張り出せばきちんと突出してきます。

それに対して真性では、引っ張ったとしても突出することはありません。

また、仮性であってもすぐに元の位置に引っ込んでしまうというケースもあります。

このような場合や、真性の場合には治療をして改善へ導くべきと言えるでしょう。

乳頭や乳首が凹んでみえる、もしくは平らでくぼんでみえるような状態の時には、注意が必要です。

陥没乳頭になってしまう原因とは？

陥没乳頭は、バストの大きい方の方が起こりやすいとされています。

陥没乳頭の主な原因は、乳腺と乳管が発育していくにあたってのバランス障害です。

正常に発育していれば、乳房が大きくなるにつれて乳管も乳頭に向かって突出していきます。

しかし乳管が正しい形で発育していかないと、乳頭の方へ向かっていかなくなってしまいます。

結果として、きちんと突出しなくなってしまい陥没乳頭の引き金になります。

陥没乳頭を放置していることのリスク

陥没乳頭を放置したままにしておくと、さまざまなトラブルにつながってしまうことがあります。

まずは、見た目の問題です。

いわゆる一般的な状態は、乳頭がきちんと突出した状態ですから、陥没状態になっているとどうしても見た目がよくありません。

そして不自然な状態になってしまうだけでなく、赤ちゃんに授乳するにあたって現実的なトラブルとも直面してしまいます。

陥没している乳首は、授乳の際に赤ちゃんが上手にくわえにくくなってしまいます。

母乳で赤ちゃんを育てていきたいと考えている人にとっては、重大な問題となるでしょう。

また、陥没したままの状態が長くなるほど、汚れもたまりやすくなってしまいます。

身体を洗ったときにも陥没した乳頭まできちんと清潔な状態へ導けず、菌が増殖してしまう可能性があります。

不潔な状態を避けるためにも、陥没乳頭はできるだけ早く改善した方がいいと言えるでしょう。

乳頭に関連するトラブルには菌の増殖のほか、乳腺が炎症してしまう乳腺炎などのトラブルもあります。

特に授乳期に起きやすく、乳房が熱くなったり、激しく痛んだりしてしまいます。

陥没乳頭には、見た目以外にもさまざまなリスクがあることを理解しておきましょう。

陥没乳頭の治療法とは？

陥没乳頭の治療は、現在どのような状態なのかによって適切な方法が変わります。

それほど重症でないのであれば、陥没乳頭用の吸引器具を使う方法でも改善を目指せます。

比較的簡単な方法なので、チャレンジしやすいのが魅力です。

また「陥没乳頭形成」と呼ばれる治療もあります。

この方法では、切開によって陥没した乳頭を突出した状態へ導きます。

およそ2ミリほどという目立たない切開のため、術後も傷跡が気になりにくいのが魅力です。

ダウンタイムも少なく、再発率が高くありません。

陥没乳頭形成手術では、まず医師どのような状態になっているのかカウンセリングをして、手術内容を検討します。

その後、実際の切開手術に入ります。

切開の際には麻酔なども使用しますので、痛みが不安な方も安心して受けられるでしょう。

傷跡は、吸収糸によって縫合します。

およそ1週間程度を目安に抜糸をして、完了となります。

デリケートな部分だからこそ「術後、変化がないか不安」と感じてしまう人も多いかと思いますが、アフターケアが万全なクリニックへ相談すれば心配ありません。

新宿美容外科クリニックでは、一人ひとりの状態をきちんとチェックし、不安や心配のない治療をご提案します。

人と相談しにくい乳頭にまつわるトラブルだからこそ、一人で抱え込まずに適切な治療を行いましょう。

まとめ

陥没乳頭、陥没乳首は、見た目の上でもあまりいい状態と言えませんが、赤ちゃんの授乳がしにくくなるなどの現実的な問題が多くあります。

治療の際には豊富な知識で多くの症例に対応する新宿美容外科クリニックへご相談ください。