ニキビパッチとは？どんな役割がある？ニキビをきれいに治すにはどうすればいい？

2024年06月25日

ニキビパッチとは？

ニキビパッチとは、その名の通りニキビの改善を目的としたパッチのことです。

ニキビパッチは、ニキビに直接重ねるように貼り付けて使用します。

製品によってはニキビパッチの上からメイクができたり、目立ちにくい肌色になっていたりするのが特徴です。

ニキビのケアに役立つのはもちろんのこと、ニキビを外的な刺激から守る役割も果たしてくれます。

利用にあたって注意したいのは「ニキビパッチそのものがニキビの治療をしてくれる」というわけではない点です。

ニキビパッチの主な目的は、あくまでニキビの保護です。

外的な刺激に弱いニキビは、無意識に触ってしまうと悪化しやすくなります。

さらに、ニキビを正しくない方法で潰してしまった際には、いっそう後に響きやすくなってしまうものです。

そのままニキビ跡やクレーター、赤みとして残らないよう予防してくれるのが、ニキビパッチなのです。

しかしニキビパッチは医療用としては認可されておらず、「ニキビの治療になる」とは言えないのが正直なところです。

そのため、ニキビ治療をしたいのであればニキビパッチに頼るのではなくクリニックで医師の判断を仰ぐことが必要不可欠となります。

ニキビパッチの種類

ニキビパッチには種類があり、ニキビの症状にあわせて使い分ける必要があります。

膿が溜まった状態である、ぷっくりとした「黄ニキビ」には、ハイドロコロイドタイプを使いましょう。

ハイドロコロイドタイプのニキビパッチなら、膿や滲出液が排出されたときにもパッチが吸収してくれます。

滲出液を吸収したあとは、ニキビパッチが白く盛り上がってきますので、それを目安に貼り直すようにしてください。

演出してぷっくりと赤らんでいる赤ニキビなら、殺菌成分の配合されたニキビパッチを使ってみましょう。

今まさに炎症しているニキビは、炎症の原因であるアクネ菌に働きかけることでスムーズな改善に導けるでしょう。

ニキビがまだ悪化する前の初期状態なら、保護を目的としたニキビパッチを使用しましょう。

いわゆる白ニキビと呼ばれるニキビは初期状態のためまだ炎症は起こしていませんが、少しでも刺激を与えれば炎症につながってしまいます。

悪化を防ぐためなら、各種成分が未配合の保護タイプで十分でしょう。

ニキビパッチの基本的な使い方

ニキビパッチは、ニキビができている部分に直接貼り付けて使用します。

その際、お肌が汚い状態だとかえって雑菌繁殖を促しかねません。

必ず、しっかり洗顔したあとの清潔なお肌に使うことを意識してください。

洗顔後には化粧水や乳液といったスキンケアアイテムを使う人も多いでしょう。

しかしスキンケアアイテムを使用したあとのみずみずしいお肌は、ニキビパッチが剥がれやすくなります。

洗顔後かつ、保湿前のタイミングでニキビパッチを使うようにしてください。

貼り替える頻度は1～2日に1回程度を意識しましょう。

貼りっぱなしにしていると雑菌が繁殖してしまう可能性もありますから、定期的に貼り替えてください。

製品によっては「使用時間の目安」が定められており、パッケージにも記載されています。

この時間は必ず守るようにしてください。

ニキビパッチを貼る時間が短すぎても長すぎても、十分なケアにつながらない場合があります。

ニキビパッチを剥がすときには、お肌に負担を与えないよう水やぬるま湯を使って湿らせて剥がしていきましょう。

ニキビパッチを使ってもニキビに悩まされているときは？

前述の通り、ニキビパッチは基本的に「ニキビを保護する」ためのものであり、ニキビパッチを貼っていたからといってニキビそのものが治るわけではありません。

ニキビパッチはあくまで、保護と応急処置のためのものと理解した方が良いでしょう。

ニキビ治療をしっかり行いたいのであれば、必ずクリニックへ相談してください。

クリニックではサロンと違い、医師免許を保有していなければできない治療法や薬の処方を通じて、お肌のトラブルを改善へ導きます。

新宿美容外科クリニックは、ニキビをはじめお肌のトラブル改善につながる治療をご提案するクリニックです。

まずはカウンセリングでニキビの状態を見極め、それぞれに合わせた治療を行います。

ニキビパッチだけではどうにもならないニキビを改善したいときには、一度ご相談ください。

まとめ

ニキビパッチとは、ニキビに重ねて貼ることによってニキビを刺激から守ってくれるアイテムです。

初期段階のニキビも刺激から守り、悪化を防いでくれる一方でニキビそのものを治療につながるわけではありません。

なかなか治らないニキビや、跡になって残ってしまいそうなニキビは新宿美容外科クリニックで治療しましょう。