ダーマペンの痛みやダウンタイムはどれくらい?
SNSで人気のダーマペン。
コロナ禍以降、マスク生活ということもあり、患者様から「リモートだから、ダウンタイム気にせずできる」「マスクできる今のうちに、肌質改善したい」というお声をいただきます。
”ダーマペン”聞いたことあるけど、ダウンタイムや痛みが心配で、1歩踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本日はダーマペンのダウンタイムや痛み、施術後のケアについてご説明します。
記事監修者
新宿美容外科クリニック 美容皮膚科
伊藤 看護師
日本脱毛協会認定看護師。美肌治療や脱毛の施術について様々な経験を積む。特に、ニキビ・ニキビ跡・クレーターの治療が得意。患者様や周りのスタッフからは「柔らかく、人なつっこい面倒見がよい」「優しい」とよく言われており、仕事が丁寧で早く、いろいろなことに気づき行動できると好評。
コメント:ニキビでものすごく悩まれていた患者様に施術をご案内して、改善が見られた際に、「伊藤さんに相談して治療進めていただけて良かった」と言われてとても嬉しかったです。思っていたよりも奥が深く、患者様との関わりで喜んでいただき、患者様から「やってよかった、ありがとう」と言われることに、やりがいを感じます。
患者様の気持ちに寄り添って、親身になって接することを心がけています。美肌のことは、ぜひご相談ください。
目次
ダーマペンとは?
ダーマペンについて、簡単に要約してお伝えしますね。
ダーマペンとは、髪の毛よりさらに細くなった超極細針を使用し、お肌の表面にとても小さな穴を一時的につくって、お肌の創傷治癒力を向上させる治療です。
創傷治癒力によってお肌の再生を促すと同時に、過剰な炎症を鎮める効果や、お肌の細胞機能を正常化させる効果も期待できます。
穴を開けた後、さらに美容液を塗ることでお肌のより深くまで、美容成分を浸透させることができます。
奥深く達した美容成分はお肌の内側から様々なトラブルに合わせた効果を発揮してくれます。
どんな人に向いてるの?効果は?
向いている方
○毛穴の開きが気になる方
○ニキビができやすい方
○ニキビ跡やクレーターに悩んでいる方
○肌質改善したい方
○小ジワが増えてきた方
○お肌にハリがなくなってきたと感じる方
効果
ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開きを改善してくれます。
ダーマペンの治療で塗布する美容成分には殺菌効果や美白効果があり、ニキビの原因菌を殺菌して炎症を鎮めたり、ニキビ跡の色素沈着を防ぎます。
また、皮脂の分泌を正常化させて、毛穴の過剰な皮脂分泌が起こるのを防いだり、ニキビを予防したりする効果も期待できます。
また、ダーマペンによって傷がついたお肌を修復させる過程で、真皮でのコラーゲン生成が促進され、お肌の保水力が高まり、ハリツヤ感が出ます。
さらにコラーゲンの生成を促す美容液を直接的に導入することで、より高い美肌効果が期待できます。
ダーマペンの痛みやダウンタイムは?
お肌に針で穴を開けると聞くと、痛みやダウンタイムについて心配になりますよね。
ダーマペンの痛みは、どれくらい痛いの?
痛みの感じ方は、かなり個人差があります。
治療では麻酔クリームを使用しますが、人によってはチクチクした痛みを感じる場合があります。
多くの場合は、チクチクという感じです。
ただし、一部、痛みがどうしても気になってしまうような場合もあります。
私たちのクリニックでは、施術中の痛みがかなり気になるような場合は、局部麻酔を使う場合があります。
患者さまの状況に応じて、丁寧に痛みのケアを行えるクリニックで治療するのがおすすめです。
ダーマペンを受けた後、麻酔がきれてくるとヒリヒリやかゆみが出る場合があります。
ダーマペンで、治療を行った患者様は「チクチクしたけどあまり痛くなくて良かった」「少しヒリヒリしたけど、思っていたよりは大丈夫だった」という感想が多いです。
ダウンタイムとは
まず、ダウンタイムとは、美容整形などではよく使われる言葉で聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
ダーマペンの施術に関しての「ダウンタイム」とは、施術してからお肌が元通りに回復するまでの期間のことをいいます。
ダーマペン施術後、下記の症状が生じる場合があります。
○赤み
治療後、一時的に炎症が起こり、赤みを生じることがあります。
赤みがある時には、熱いお風呂への入浴やサウナ浴、激しい運動や飲酒などは避けてください。
○腫れ・発疹
治療後、一時的に炎症が起こり、腫れや発疹が起こる場合があります。
赤みが出た時と同様、熱いお風呂への入浴など、血流が良くなることは控えましょう。
○かゆみ
ダーマペンによる微細な傷が治る過程でかゆみを生じることがあります。
かゆみが強い場合でも引っ掻くことは避け、患部を適度に冷やす・パックなどでの保湿を行ってください。
○皮むけ
ダーマペンの創傷治癒の過程で、部分的に皮むけが起こる場合があります。
皮むけが生じた場合には、保湿と紫外線対策を徹底し、外部からの刺激を極力受けないようにしましょう。
○内出血
ダーマペンは、針の深さが深いほど内出血は生じやすくなります。
もし、内出血を生じたとしても一時的なものなので、気になってしまってもあまり触れないことが早く内出血を治すポイントです。
施術直後は、頬などの施術箇所が点状に出血を伴うケースもあります。
ダウンタイムは何日間?
ダーマペンのダウンタイムは、針の深度や使う薬剤によっても変わりますが、だいたい5日後には落ち着くと考えてください。
◯施術直後〜当日
施術直後は、顔が真っ赤になり数時間はジンジンしたりヒリヒリしたりする方が多いようです。
ダーマペン施術当日は、入浴は避け、シャワー浴でお願いします。
また、施術後12時間は洗顔やメイク、飲酒や激しい運動も当日は控えてください。
当院では、ダーマペン治療後の成長因子パックやクーリングも行っていますので、ご安心ください。
◯翌日〜5日間
この間に赤みが徐々に改善していき、5日間程度で、赤み、皮むけが完全に治まる方が多いようです。
赤みはメイクで隠すことができます。
ダウンタイムの過ごし方
正しいお肌ケアを行うと自然とダウンタイム時だけではなく、普段のお肌の状態も良くなります。
施術後12時間は洗顔、保湿、メイクは控えましょう。
12時間以降は普段通りスキンケアが可能になりますが、お肌の創傷治癒の過程で、お肌が乾燥しやすい敏感な状態のため、いつも以上に保湿を心がけましょう。
ダーマペンの施術後は、洗顔のやり方が重要
施術後の洗顔についてのポイントをご説明します。
・洗顔フォームは、敏感肌用や刺激の少ない物を選ぶ
・洗顔用の泡立てスポンジでしっかりときめ細かい泡を作り、泡で肌を優しく包む
・洗い流すときにはぬるま湯でこすらずに泡を落としていく
・タオルドライの際も擦らず水分をしっかり拭き取る
どの過程でも、肌に余計な刺激を与えないようにしましょう。
12時間以降のメイクは可能とされていますが、濃くしすぎないように注意が必要です。
お肌に刺激を与え過ぎてしまうと、赤みがなくなるのが遅くなる可能性があります。
また、日焼け止めは必須です。炎症しているお肌が日焼けしてしまうと、炎症性の色素沈着を起こしてしまう可能性があります。
以上のことを守ってダウンタイムを乗り切りましょう。
まとめ
ダーマペンの痛みやダウンタイムについて、おわかりいただけたでしょうか?
お肌に穴を開ける施術になるので、どうしても痛みやダウンタイムが存在します。
特に顔に関する美容施術のため、できる限りダウンタイムを短くしたいですよね。
当院では、針の深さや導入美容液を患者様のお肌状態やダウンタイムが取れる期間に合わせて、ご相談をさせていただいております。
また、施術後のクーリングや成長因子パックを行うことにより炎症の鎮静にもなりますし、痛みの軽減にも繋がります。
お肌に穴を開けた後に、成長因子を導入することでより深くまで浸透し、即効性のある効果が期待できます。
無料カウンセリングを随時行っておりますので、ご相談ください。
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