太もものあいだに隙間を作れないのは「骨格」が関係している？

2024年06月24日

太ももの内側についた脂肪が気になる！

細い足は、それだけで華奢で女性らしい印象を実現してくれます。

そのため「立って足を閉じた状態でも、太ももの隙間から向こう側が見えるくらいに痩せたい！」と考えてしまいますよね。

太もものあいだに隙間を作るために、シェイプアップを頑張っているという人もいるかもしれません。

その中でいつまで経っても太もものあいだに隙間ができない……となると「太もも痩せができない」「自分は太ったまま」とネガティブな印象になってしまうでしょう。

しかし実は、立ったときに太ももに隙間ができるかどうかには骨格が関係しています。

つまり、すべての人が「太っている」という理由によって太もものあいだの隙間ができないわけではないのです。

太ももの内側に隙間ができる人とできない人の違いとは？

太ももの脂肪を取って隙間ができる人とできない人の違いには、足周りの骨格が大きく関係しています。

足の骨格にまつわる「O脚」、「X脚」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか？

O脚とは、立った状態で足を閉じたときに、膝のあいだに隙間ができる足のことです。

膝のあいだのシルエットが「O」のようになることからO脚と呼ばれ、もともと足のあいだに隙間ができやすい骨格と言えるでしょう。

そのためO脚の人は、太ももが痩せたときにも違いが目に見えやすく「隙間のある足が理想」という人にとって、理想的に映る足といえるでしょう。

それに対してX脚とは、立った状態で足を閉じたとき、膝のあいだがくっついていたり、隙間が非常に狭かったりする足を指します。

こちらの骨格はもともと太もものあいだの隙間も狭く、脂肪の有無に関係なく隙間ができにくいタイプと言えるでしょう。

場合によっては、施術によって脂肪がまったくなくなってもなお隙間ができない、というケースもあります。

つまり「太もものあいだに隙間があるスタイルになりたいのに、どれほど頑張っても隙間ができない」という人はX脚の可能性が考えられるのです。

もともとX脚で太もも痩せを目指している人は「理想の太ももになることができない可能性もある」ということを理解しておきましょう。

ただ、一般的にX脚は、O脚に比べて「美しい足」と呼ばれることが多い傾向にあります。

たとえ太もものあいだに隙間ができなかったとしても「だから自分の足はきれいじゃない」と考える必要はありませんよ。

太ももの内側の脂肪をきちんと取るには？

太ももの内側の脂肪は、ほかの部位に比べて落としにくいと感じるかもしれません。

というのも、なにかを持ったり引っ張ったりするたびに使う二の腕や、歩いたり走ったりするたびに使うふくらはぎと違って、日常の中で少しずつ鍛えて脂肪を減らしていく……という方法が難しいためです。

そして腹筋や背筋といった、ストレッチや筋トレのやり方がさまざまある部位に比べると、どうしても鍛え方が限られてきてしまいます。

太ももの脂肪だけをピンポイントに落としたいのであれば、美容クリニックの手術や施術を活用しましょう。

美容クリニックでは、脂肪吸引や脂肪溶解注射、イタリアン・メソシェイプといった施術で太ももの脂肪を落とすことができます。

これらの施術は、脂肪が気になる部分にだけピンポイントに働きかけることが可能です。

落としたくない部分の脂肪が落ちてしまったり、不自然な仕上がりになったりすることを避けて理想のスタイルを実現できるでしょう。

脂肪溶解注射とは、注射を打ったあとしばらく時間をかけることで強固な脂肪が少しずつ溶けていき、老廃物と一緒に排泄されていく注射のことです。

急激に脂肪を取り除く手術ではないので、身体への負担を抑えながら、自然に細身のシルエットを実現できるでしょう。

もともと、脂肪や老廃物によってできるセルライトが気になっていた人ならば、セルライトごと解消できるのも大きな魅力です。

太ももの内側は、身体の中でも特に皮膚が薄い部分です。

強引に大量の脂肪を取ろうとすると、皮膚がでこぼこ状態になってしまい、かえって汚い印象になってしまうかもしれません。

太もも痩せのためには医師との相談が欠かせない

骨格のタイプによっても太ももの印象は変わるからこそ、理想の太ももを目指す上では「まずは自分の太もものタイプや特徴を知る」ことが大切です。

体質や骨格を理解していないと、クリニックを利用しても思うようなスタイルを実現できなくなってしまいます。

それどころか体質や骨格にあわない無理な施術によって身体に負担を与えてしまったり、かえって不自然な状態になったりする可能性があるのです。

最終的な目標が「とにかく脂肪を落とす」なのか「細くてきれいな足を目指す」なのかによっても、適切な施術は変わるでしょう。

そうした点も踏まえて、実際に施術を行う前に医師としっかり話し合い、施術内容を確認する必要があります。

どのようなクリニックでも、施術前には必ずカウンセリングの時間があります。

その際に、体質、骨格、施術内容、想像できる施術後の状態などよく話し合いましょう。

わからないことや不安なことがあれば、必ずきちんと質問し、わからないままにしないようにしてください。

疑問を覚えたまま施術に入ってしまうと、施術後に「思っていない状態に陥った！」などトラブルになってしまう可能性があります。

必ず「これなら安心できる」という状態になるまでよく話し合い、施術当日を迎えてください。

まとめ

立ったときに太もものあいだに隙間ができていると「細い」「華奢」という印象になるため、憧れてしまう人も多いでしょう。

しかし、太ももの脂肪を落とせば必ずその状態になるかと言われればそんなことはなく、骨格によってはまったく脂肪がなくても隙間ができないこともあります。

まずは自分の骨格やタイプを理解し、医師としっかり相談しながら自分に合った手術・施術を探しましょう。