吸収性の糸によるリフト
特殊な糸を皮下に挿入してたるみを引き上げる「スレッドリフト」。その中でも最先端で、注目を集めているのが3Dミントリフトです。
これまでのスレッドリフトの多くは、カッティングスレッドと呼ばれるもので、糸に切れ込みを入れて引っかかりのトゲをつくっていました。そのため、トゲと糸の強度が弱く、トゲが曲がって引っかからなくなったり、糸自体が切れてしまったりすることもあったのです。
3Dミントリフトの場合は、約8倍もの大きなトゲが糸にいくつも取りつけられています。このことにより、トゲと糸の強度が劇的にアップしました。
さらに特筆すべきは、360度双方向、らせん状にトゲがついている点です。世界特許を取得したこの技術により、強力にたるみを引き上げることが可能になりました。また、トゲは中心に向かうよう作られているので、単に上に向かって引き上げるだけでなく、ナチュラルな仕上がりが叶います。
挿入後約1カ月経つと、糸の周りにはコラーゲンが生成されるので、さらなるリフトアップ効果が期待できます。
糸は、髪の生え際から挿入します。針穴は1カ所で、髪の毛に隠れるので安心。顔には針の跡さえつくことはありません。
使用するのは、先端が丸い特殊な「スパイナルニードル」という針です。メスは一切使いません。スパイナルニードルだけを挿入部位に刺し、糸を通して抜くと、糸だけが皮下に残るという仕組みです。
従来のスレッドリフトの糸の多くは、PDO(ポリジオキサノン)という素材でできていて、約半年で吸収されていました。一方、「3DミントリフトⅡミニS」の糸は、PLLA(ポリ乳酸)という強度の高い素材でできていて、約8カ月〜1年は体内に残ります。そのため、効果の持続期間が飛躍的に伸びました。
さらに、「3DミントリフトⅡミニS FLEX」の場合は、PLLA(ポリ乳酸)にPCL(ポリカプロラクトン)を混合することで、効果の持続期間を維持しながらも、糸に柔軟性と伸縮性を加えています。そのため、皮膚が薄い方や、皮下組織が柔らかい方にも、引きつれのリスクが低く、強力なリフトアップが可能です。
いずれの糸も、体内に吸収されるまでの期間は約2年。最後は水と二酸化炭素に分解されて、完全に消失するので安心です。
当院では、日本形成外科学会認定の「形成外科専門医」が、患者様のたるみの状況や皮膚の質を見極めて、適切な方法をご提案しています。
*PLLA(ポリ乳酸)はCEマーク(EUの安全基準適合マーク)取得
*PCL(ポリカプロラクトン)はFDA(アメリカ食品医薬品局)認可
リスクと副作用について
場合により内出血、腫れ、熱感、ツッパリ感、感染症などが起こることがあります
形成外科専門医としての
あらゆる形成美容外科領域での基礎をもとに、
満足していただける最高の結果を追求します。
1992年 | 千葉大学医学部卒業・千葉大学形成外科入局。 以後千葉大学および昭和大学の形成外科勤務。 |
2006年 | 都内美容クリニック 院長就任 |
2007年~2013年 | 都内美容外科クリニック 総院長就任 |
2014年 | 新宿美容外科クリニック 総院長就任 |
入れた糸が吸収性のものであれば、施術は可能です。ただし、前の施術からの期間が短い場合は引きつれのリスクがあるので、医師が状態を見て診断します。非吸収性の糸だった場合は、施術はおすすめしていません。
本数制限は特にありませんが、糸を何本入れるかは、患者様のたるみの状況などによって異なります。医師としっかり話し合うことが大切です。
※料金はすべて税込み価格となります。
モニター価格 1本 | ¥30,000 (税込¥33,000) |
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1本 | ¥60,000 (税込¥66,000) |